| 舞台で歌舞伎を熱演する児童たち(長浜市・曳山博物館広場ステージ) | 文化庁の伝統文化こども教室事業の一環で初めて企画した「子ども歌舞伎教室」の舞台発表が3日、滋賀県長浜市の曳山(ひきやま)博物館広場ステージであり、本格的な衣装と化粧で子どもたちが成果を披露した。 長浜曳山文化協会の主催で、歌舞伎文化のすそ野を広げるのが目的。まつりでは山組の地域の子どもか、依頼した仮役者で男子が原則だが、教室では対象を市内全域に広げて女子も対象とした。 教室には女子3人を含む10人が参加。子どもたちは6月11日から毎週木曜日を中心に、専門家から礼儀作法や独特の発声、所作などの指導を受けて練習に励んできた。 演目は「梶原平三誉(ほまれの)石切」。装束を整え舞台にあがった子どもたちは、少し緊張しながらも練習の成果を発揮して懸命に配役をこなし、観客は大きな拍手を送っていた。 |
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