あふぇりえいと

2011年3月17日木曜日

滋賀の援助隊が帰還会見、岩手北部の状況を報告

滋賀の援助隊が帰還会見、岩手北部の状況を報告

がれきを撤去しながら行方不明者を捜索する滋賀県警広域緊急援助隊(15日、岩手県野田村)=滋賀県警提供
がれきを撤去しながら行方不明者を捜索する滋賀県警広域緊急援助隊(15日、岩手県野田村)=滋賀県警提供
東日本大震災で、行方不明者の捜索を行った滋賀県警広域緊急援助隊24人が17日、帰県した。隊を率いた高田秀晃警部補(36)が会見し、あらゆる建物が流されるなど想像を超えた津波被害と、困難な中でも結束する住民の様子を話した。
隊は13~15日の3日間、岩手県北部の野田村で捜索した。「すべてが津波にさらわれ、家が500軒あれば残ったのは5軒ほど」。海岸沿いの家が1キロほど入った村の中心部まで流されていた。
壊れた家と家が重なり合うがれきの山。道路はトラックが通れず、手で運んだ資機材で少しずつ取り除いた。地面が見え、50代の男性と高齢女性2人の遺体を発見した。

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