あふぇりえいと

2010年2月22日月曜日

浅井三姉妹じわり人気…滋賀・旧湖北町民ら町おこしに活用

浅井三姉妹じわり人気…滋賀・旧湖北町民ら町おこしに活用

「浅井三姉妹」をモチーフに制作されたキャラクター(左から茶々姫、初姫、江姫)

 戦国武将・浅井長政の居城・小谷城があった滋賀県旧湖北町(現・長浜市)の住民らが、長政の娘「浅井三姉妹」による町おこしに取り組んでいる。こ れまでに、三姉妹をモチーフにしたキャラクターを制作し、着ぐるみも完成。人気も次第に広がり、県内外からイベントへの出演依頼が舞い込むようになった。 三女「(ごう)」がヒロインのNHK大河ドラマも、2011年に放映されることが決まっており、関係者は「三姉妹にあやかり、地域を盛り上げたい」と張り切っている。

 長政と織田信長の妹・お市との間に生まれた「茶々」「初」「江」。浅井家は信長によって滅んだが、3姉妹は生き残り、長女の茶々は豊臣秀吉の側室に、次女の初は京極高次に嫁ぎ、江は徳川秀忠の正室となるなど歴史に名を刻んだ。

 2008年、同町の民間会社が公募し、長女の茶々をモチーフにしたキャラクター「茶々姫」が誕生。09年10月までに、「初姫」「江姫」と合わせ て3体の着ぐるみも制作した。当初、活動は町内の祭りなどに限られていたが、地元テレビで取り上げられるなどして知られるようになり、県内外の観光イベン トなどに出演するようになった。

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