ケイソウ:長浜・山門湿原で130種確認 琵琶湖博物館と市民グループ /滋賀
◇生物の多様性裏付け
県立琵琶湖博物館(草津市)は20日、同館と協力して単細胞生物「ケイソウ」の調査を行う市民グループ「たんさいぼうの会」(有田重彦代表)が、長浜市西浅井町の「山門(やまかど)湿原」(標高約290メートル)で130種のケイソウを確認したと発表した。うち少なくとも7種は、日本アルプスなど標高2000~3000メートルの場所や寒冷地で生息する生物で、同湿原の環境の多様性を証明する重要な資料になるという。【南文枝】
メンバーらが調査成果をまとめた論文は、先月発行の日本珪藻(けいそう)学会の学術誌に掲載された。
ケイソウは、川や湖に生息し、同館によると、その数は、世界で約10万種に及ぶ。山門湿原は琵琶湖北部にあり、2万9000年以上前にできたといわれる古い湿原。ケイソウの他にも、寒い地域の植物や昆虫が見つかっている。
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