手作りで仕上げられ、次々とひな壇に飾られる竹人形のひな人形=坂井市丸岡町の越前竹人形の里
3月3日のひな祭りに向け、福井県坂井市丸岡町上久米田の越前竹人形の里で、竹人形の変わりびな作りが最盛期を迎えている。職人手作りの素朴で愛くるしいひな人形が、工房内のひな壇に飾られ、来館者の目を引いている。
立ちびな、座りびなのほか、壁掛けびななどデザインは、大小合わせて7種類。京都府や滋賀県から仕入れた竹を切り出した後、職人が手作りで頭部や胴部などに加工して組み立てる。竹の風合いを生かしながら顔料で染めたり、和紙で装飾するなど上品に仕上げている。
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