おうみのお店:旅のカフェ /滋賀
<高島市新旭町饗庭1600の1(0740・25・5803)>
◇“自然”に癒やされる空間
テーブルの向こうには琵琶湖が広がり、コハクチョウやカモが湖面をゆっくりと移動しながら餌を探している。まきストーブがたかれた店内では、窓際に座るカップルが、外を眺め話し込んでいる。
「旅のカフェ」は2年前、高島市新旭水鳥観察センターの一角にオープンした。宮田京子さん(33)が1人で切り盛りする。琵琶湖側が全面ガラス張りで、大自然の中にいるような感覚にとらわれる。宮田さんは「琵琶湖の自然に囲まれたここでは、添加物だらけのものは出せません」。食材にこだわり、市内の農家から仕入れる野菜をはじめ、輸入品のコーヒーやバナナも無農薬だ。
宮田さんは、京都市内のカフェで7年ほど働いた後、「田舎暮らしをしたい」と07年3月、高島市に移り住んだ。建設会社で事務をしていたが、同センターの喫茶店が閉店すると聞き、ここで店を開くことを決めた。
カフェではランチやケーキが楽しめる。ランチは前菜とスパゲティにコーヒーか紅茶が付き、季節の食材が味わえる。ホッと一息つきたい時は、ケーキセットもいい。特にフェアトレード(公正貿易)のチョコレートを使ったガトーショコラは、しっとりした食感がなんともいえない。
続きはこちら・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿