あふぇりえいと

2009年3月5日木曜日

【紙のジャポニスムin関西】切り絵画家 久保修が描く「近江商人の町」

【紙のジャポニスムin関西】切り絵画家 久保修が描く「近江商人の町」

【紙のジャポニスムin関西】近江商人の町  「湖面幻想」(久保修さん提供)【紙のジャポニスムin関西】近江商人の町  「湖面幻想」(久保修さん提供)

 ■シーン1 経営のルーツあり

 江戸から昭和にかけて全国津々浦々に行商にでかけ、やがてはるか海の向こうまで手広く商売の手を広げた近江(おうみ)商人。伊藤忠高島屋ワコールなど近江(滋賀県)にルーツをもつ大手企業は多い。「買い手よし、売り手よし、世間よし」の「三方よし」の精神は、現代のCSR(企業の社会的責任)を先取りしていると再評価の声も高い。

 そんな近江商人のふるさとのひとつが近江八幡(はちまん)。豊臣秀吉のおい、秀次(ひでつぐ)が開いた城下町で、いまも白壁の土蔵や旧家が並び、時代劇のロケ地としても人気が高い。間口の広さがそのまま商家の繁栄を物語るが、質実剛健の風は華美な装飾とは無縁だ。

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