高島の画家がデザイン
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闘病生活を送りながら、滋賀県高島市で水彩画を描いている画家福本我們(がもん)さん(68)が30年ほど前にデザインした京友禅の図案を、ブライダルデ ザイナー桂由美さんがイブニングドレスに採用し、2月に東京で発表した。色鮮やかなクジャクを大胆にあしらった作品で、桂さんは「構図の美しさと洗練され た色使いの見事さに心をうたれた」と話している。 福本さんは京都府舞鶴市出身。京都市で京友禅のデザイナーとして活躍したが、44歳で脳血栓になり、右手足に障害が残った。鉛筆画を描いて障害を 克服、仕事に復帰したが、50歳の時に今度は脳梗塞(こうそく)を患った。1994年に現在の高島市今津町に引っ越し、98年にデザイナーの仕事をやめ て、主に高島の風景画を描いている。 |
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