大津市仰木の里東の障害者福祉サービス事業所「おおぎの里」が、1月からガラス作家の湊秀樹さん(41)を講師に招き、ガラス工房を開講した。大津市では唯一のガラス工房で、障害者と地域の人の交流のために設立。参加者を募集している。
少しずつガラス玉を吹いて空気を入れ、熱い窯に向かって汗をかきながら形を整える。吹きガラスは難しいので、利用者の男性(42)は湊さんの手伝いをしながら学ぶ。「思った通りの形にならなくて難しいけど、いつか一人で全部できるようになれたら」と意気込む。
2年前から設備はあったが、ガラス溶解炉は火を絶やすことができないため、専属で講師を務めるガラス作家がなかなか見つからなかった。念願の開講 を喜ぶ粟田士郎所長は「吹きガラス、トンボ玉作り、ガラスに絵を描くサンドブラストなど、障害に合わせて体験ができる」と話した。同所の廊下には花や動物 を描いたグラス、きれいな青色の器などの作品がずらりと並んでいる。
詳細はこちら・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿