山王祭:宵宮落とし神事 荒ぶる神輿、春呼ぶ轟音
湖国三大祭りの一つである日吉大社の「山王祭」(大津市坂本)で、神様の出産や陣痛を表現する「宵宮(よみや)落とし神事」があった。約200人の駕輿丁(かよちょう)がたいまつを掲げて登場、4基の神輿(みこし)を荒々しく前後に揺さぶると、見物客から拍手が起こった。
山王祭は男女の神様の結婚・出産を表し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る祭り。境内の宵宮場と呼ばれる建物に駕輿丁が次々に集まり、約1トンの神輿を床にたたきつけると、「ドーンドーン」と轟音(ごうおん)が響き、会場は興奮に包まれた。中嶋秀司・実行委員長が祭文を読み上げると、神輿が壇上(高さ約1・5メートル)から一気に落とされ、近くの鼠社(ねずみのやしろ)まで競って運ばれた。
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