近江八幡の女性史を拓く会:明治-平成を生きた二十数人に聞き取り、本に
◇体験や思い出
近江八幡市の女性団体「近江八幡の女性史を拓く会」(喜多尾文代会長)が、近江商人に嫁いだ女性や沖島の女性ら、明治から平成を生きた二十数人に聞き取り調査した内容を本「拓く」にまとめた。同会は「苦しかった戦中、戦後を生き抜いた女性のひたむきさを感じ取ってもらい、これからの女性の生き方の指針となれば」としている。【斎藤和夫】
同会は、06年に宇都宮市で開かれた日本女性会議に派遣された有志でつくり、メンバーは8人。設立と同時に顧問となった女性史研究家の早田リツ子さん(草津市)の指導で、月に1回、学習会を開き、聞き取りや実地調査を行った。
調査対象は、建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ夫人、一柳満喜子さん(1884~1969年)と親しかった女性▽昭和初期、京都から市内の造り酒屋に嫁いだ女性▽琵琶湖で唯一、人が住む沖島で生まれ育った女性▽同市の女性市議の草分け--など二十数人。
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