作品展:「七職家」メンバー、仏壇の製造技術生かし--彦根 /滋賀
彦根市の地場産業「彦根仏壇」の若手職人でつくる「江州彦根七職家(ななしょくけ)」(舟越丈二代表、8人)のメンバーが、木彫りや蒔絵(まきえ)などの仏壇製造技術を生かして作った飾り額やストラップ、ネイルチップ(つけ爪)などの作品展が4、5日、同市本町2の「夢京橋あかり館」で行われた。鑑賞無料で、即売も行われた。
彦根仏壇は国指定の伝統的工芸品。仏壇本体を造る木地師(きじし)から金ぱくを押す金箔押師(きんぱくおしし)まで7工程に分かれ、それぞれに専門の職人がいる。七職家は20~40歳代の若手職人が06年に設立し、新しい伝統づくりを目指している。
「小さな展示会~彦根仏壇七職の職人の意地」と銘打った会場には、木工細工で作り、金箔押しの技術で「ひこにゃん」を配した「飾り額」、漆塗りと蒔絵の技術を駆使した「印籠(いんろう)」やウクレレ、和装姿に合うネイルチップなど約50種、計200点余りがズラリ。球形の小型仏壇なども展示され、観光客らが珍しそうに見入っていた。
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