安土のそう見寺、きょうから日・祝に
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織田信長が創建し安土城跡に残るそう見(けん)寺(滋賀県安土町下豊浦)は、これまで非公開にしていた本堂を、5日から毎週日曜と祝日に特別公開する。 同寺は室町時代の三重塔(重要文化財)や二王門(同)などが現存するが、本堂は1854年に焼失した。現在の本堂は明治時代以降の建築で、隣に茶室がある。 本堂には本尊の聖観世音菩薩(ぼさつ)像や、江戸時代の制作とみられる織田信長座像を安置している。公開に合わせ襖(ふすま)を新調し、西村惠 信・前花園大学長の禅画「十牛図」を張った襖や、山本燈舟・同寺執事の水墨画「安土八景」、日本画家赤沢嘉則さんの「老櫻」などの襖絵が見られる。安土城 天守閣跡から発掘された金箔(きんぱく)瓦なども展示する。 |
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