テーマ展:「井伊直弼の甲冑と刀剣」--14日まで彦根城博物館 /滋賀
◇「開国150年祭」企画シリーズ第6弾
彦根城博物館で、テーマ展「井伊直弼の甲冑(かっちゅう)と刀剣」が開かれている。「井伊直弼(なおすけ)と開国150年祭」に合わせた企画の第6弾で、第13代近江彦根藩主・直弼の武士としての顔に注目し、藩主に就任した際に作られた赤備えの甲冑や、所用の差料(さしりょう)(腰に差す刀剣)など7点を公開している。14日まで。【松井圀夫】(写真はいずれも彦根城博物館提供)
◇朱漆塗紅糸威縫延腰取二枚胴具足など7点
直弼の甲冑は、第2代藩主・直孝の甲冑を意識して作ったとされる「朱漆塗紅糸威縫延腰取二枚胴具足(しゅうるしぬりべにいとおどしぬいのべこしとりにまいどうぐそく)」。弁当箱や草履、たび、脚半など約10点の付属品があり、これらも合わせて公開している。差料は3口をそろえた「黒蝋色塗鞘大小拵(くろろいろぬりさやだいしょうこしらえ)・小さ刀拵」で、江戸城に登城する際に用いられた黒塗りの正式拵。江戸時代の名工、長曽根虎徹(ながそねこてつ)作の脇指(わきざし)「銘 長曽根興里入道虎徹」や居合刀(いあいがたな)などもある。
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