彦根城内堀で就航
春の観光シーズンを前に、彦根城(滋賀県彦根市)の内堀で運航される4隻目の屋形船「柳王(りゅうおう)丸」が2日、就航した。江戸時代の藩主用の船を復元し、伝統工芸の彦根仏壇の技術で漆や金箔(きんぱく)を施して華やかに装飾した。 柳王丸は、船体が長さ11メートル、幅2・4メートルで、高さ1・4メートルの屋形を取り付けた。屋形の屋根の破風を漆や金箔で飾り、幕末の大老 で13代彦根藩主の井伊直弼(なおすけ)の雅号「柳王舎(やぎのわや)」から命名した。彦根城北側の玄宮園前の船着き場で発着し、内堀約3キロを往復す る。 |
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