琵琶湖の生態系を脅かしている外来魚・ブラックバスを食べて数を減らそうと、滋賀県庁食堂が2007年から出していたブラックバス料理が、2月末 で中止された。仕入れ価格が上がったことが理由だが、頻繁に注文する人もいる“人気メニュー”だったため、県庁内からは「特別な日だけでもいいから続けて ほしい」と惜しむ声が上がっている。
県庁食堂では同年7月以降、ブラックバスを食材に使った料理を週替わりで続けてきた。これまで出されたメニューは、「バスのマカロニグラタン」 「バスのこんぶ煮」「バスと枝豆のかき揚げ」など100以上に及ぶ。値段も260~300円と低価格な上、栄養価も高く、一日10食以上売れており、嘉田 知事も好んでよく食べていたという。
一方、仕入れ業者(大津市)は毎週6キロのブラックバスを県庁食堂に納入していたが、守山市や大津市北部まで出かけて確保していたため、輸送費が予想以上にかかり、採算が合わない状態が続いていたという。
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