テーマ展:愛荘町内の酒蔵の歴史知る--町立歴史文化博物館 /滋賀
◇酒を造り、祝い、嗜む
愛荘町松尾寺の町立歴史文化博物館で、町内の酒蔵に残る明治-昭和初期に使われた酒造りの道具を集めたテーマ展「愛荘町の技 酒展」が開かれている。酒造りの工程に合わせて146点の道具類が分かりやすく並んでいる。4月4日まで。
同町は、鈴鹿山系を水源とする愛知川と宇曽川が流れ、良質の地下水に恵まれている。1831(天保2)年創業と伝えられる藤居本家をはじめ、明治時代創業の愛知酒造や森野酒造などの酒蔵がある。
同展では、3家に残る道具類を▽造る▽祝う▽嗜(たしな)む--の3テーマに分けて紹介。「造る」では洗米や蒸米(むしまい)、麹(こうじ)造りから仕込み、酒しぼりの工程に沿って「ゴンブリ」(水をくむ片手桶(おけ))や「シャミセン」(もろみをくむ木製のしゃく)といった呼び名の道具を並べている。
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