あふぇりえいと

2010年8月21日土曜日

総持寺・千手観音菩薩立像:柔和な表情、初公開--長浜城歴史博物館

総持寺・千手観音菩薩立像:柔和な表情、初公開--長浜城歴史博物館

 「牡丹(ぼたん)の寺」として知られる総持寺(長浜市宮司町)の千手(せんじゅ)観音菩薩立像(高さ約1メートル)が、同市公園町の長浜城歴史博物館で開催中の特別陳列「長浜市新指定文化財展」で初公開されている。9月10日まで。

 平安後期の作。同寺は、織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が戦った姉川の合戦(1570年)で大半が焼失。後に湖北を領有した羽柴秀吉によって再興された。同像は合戦時に無事だったのか、寺の再興後に秀吉の命で新たに安置されたのか、来歴を知る史実は残されていないが、その後、何度も修理され、柔和な表情で美しい彩色の千手像として地元の厚い信仰を集め、今年4月、同市指定文化財になった。

続きはこちら・・・

0 件のコメント: