宿泊用客室、姿消す 琵琶湖の大型客船ビアンカ改装
琵琶湖最大の客船「ビアンカ」が初の大改装に入っている。バブル景気にわいた1990年の就航時には宿泊もできる豪華客船として話題を
呼んだが、時代の流れで宿泊ニーズは激減。今回、宿泊用客室を全廃して、代わりに披露宴などのパーティーができるフロアを拡充する。4月にはリニューアル
を終えて再出港する。
「地中海クルーズの醍醐味(だいごみ)」「星空を仰ぎながらロマンチックな夜」。ビアンカ就航当初のチラシには、そんな言葉が躍る。ビアンカはイタリア語で「白い」の意味。イタリア地中海クルーズの白い客船をイメージし、琵琶湖で唯一、宿泊できる客船だった。
4階建ての船内のうち、1階と3階にツインベッドやバストイレを備えた計21室があり、最も高いロイヤルルームは1泊2食付き2人で8万円近くした。学生
時代にデートで乗った大津市の男性(41)は「こつこつお金をためてディナーでイタ飯(めし)を食べたのが思い出。そんな時代だったんですね」と懐かし
む。
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