あふぇりえいと

2012年2月21日火曜日

「雛と雛道具」展:大名家の生活ぶり堪能 華やかな100点 彦根城博物館で来月6日まで

「雛と雛道具」展:大名家の生活ぶり堪能 華やかな100点 彦根城博物館で来月6日まで

 彦根市の彦根城博物館で、ひな祭りにちなむテーマ展「雛(ひな)と雛道具」が開かれている。幕末の大老で彦根藩主井伊家十三代・直弼の次女、弥千代(1846~1927)の雛道具など10件・総数約100点を公開している。3月6日まで。期間中無休。【松井圀夫】
 雛道具は、弥千代が高松藩主・松平頼聡に嫁いだ時に持参した婚礼調度の雛型で、実物の3分の1~5分の1のミニチュアで85点ある。桜田門外の変 で直弼の死後、弥千代は頼聡といったん離縁し、雛道具などは井伊家に戻ったが、明治時代に頼聡と再婚後も井伊家で保存された。弥千代の女駕籠(おんなか ご)は雛型と実物が展示され、両方が同時に楽しめる。

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