町家生かしたベーグル店 近江八幡でオープン 滋賀
■情報バンク成約第1号 地産野菜も取り入れへ
近江八幡市の旧市街地にある築約150年の町家を改築したベーグル専門店「ケニーズ・ベーグルズ」(同市為心町元)が29日にオープンした。空き家となった古い町家を生かそうと、昨年5月から町家の物件情報をインターネットで公開していた「町家情報バンク」の成約第1号店。店長の酒井健一さん(48)は「地元産の野菜なども取り入れ、地域に愛される店にしたい」と意気込んでいる。
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市内の旧市街地では空き家の古い町家が増え、平成19年度の大阪大学の調査では、戦前からの町家約440軒のうち約70軒が空き家だった。そこで町家の所有者と市、近江八幡商工会議所が21年11月に「おうみはちまん町家再生ネットワーク」を結成し、昨年5月に物件情報のホームページでの公開を始めた。
ベーグル店がオープンした町家は木造2階建てで、約150年前に建てられた商家。戦前から昭和50年代までは駄菓子店で、その後も喫茶店などに使われていたが、近年は空き家となり、情報バンクに登録していた。
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