親鸞聖人750回忌特別展:真宗信仰の歴史紹介--長浜・浅井歴史民俗資料館
◇佛光寺派寺宝など
親鸞聖人750回忌特別展「湖北真宗の至宝と文化」の第2会場・浅井(あざい)歴史民俗資料館(長浜市大依(おおより)町)は「浅井郡の至宝」と題し、真宗十派のうち室町時代に湖北で隆盛だった佛光(ぶっこう)寺派を中心に、戦国時代へと浸透していった真宗信仰の歴史を各寺宝や武将の書状などで紹介している。4月28日まで。【桑田潔】
15点を展示。「親鸞聖人像」(蓮如裏書、1482年作)は同市内保町の湯次誓願寺の所蔵。同寺は室町時代、一向一揆を主導した湖北十カ寺の一つ。同像は第八世・蓮如から与えられたとされている。
「浅井長政書状」(1570年作)も同寺蔵で、長政からの書状を「十カ寺回章」として回覧。当時、織田信長と敵対していた長政が「門堅く守り、社回り厳重、火の用心」などの内容で十カ寺に宛てた書状とされている。湖北十カ寺が大坂本願寺と共に信長と戦った様子をうかがい知ることができる。
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