滋賀県のアマチュア天文家 宇多清夫氏の名前にちなんで、小惑星(15407)が「Udakiyoo(宇多清夫)」と命名された。宇多氏は、天文普及活動や天体観測に活躍、昨年10 月に急逝された。
文:滋賀県ダイニックアストロパーク天究館 高橋進さん
5月27日に国際天文学連合小惑星センターより発表された小惑星回報で、小惑星(15407)に「Udakiyoo(宇多清夫)」という名前が付け られたことが発表されました。宇多清夫(うだきよお)さんは滋賀県のアマチュア天文家の中心として天文普及活動や天体観測に活躍されながら、昨年10月に急逝されました。多くの 人々に星空のすばらしさを伝えてきた宇多さんにこれからも星空から見守り続けてほしいという多くの人たちの思いをこめた命名です。
宇多清夫さんは1959年に信楽町(現在は甲賀市)で生まれ、小学生の頃から星が大好きな少年でした。信楽焼きの陶芸職人をしながら夜は熱心に天体 観測を行っていました。流星観測や星食の観測はとくに熱心で、1996年2月には小惑星による恒星食の観測にも成功しました。小惑星の位置精度の低かった 当時では貴重な観測でした。
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