近江神宮の屏風、デジタル複製完成 滋賀
貴重な文化財をデジタル技術で残す「文化財未来継承プロジェクト」で完成した国の重要文化財「月夜山水図屏風」(曾我蕭白(しょうはく)筆)の複製作品が17日、オリジナルを所有する大津市神宮町の近江神宮に寄贈された。関係者も驚くほど本物そっくりで、同神宮は平成22年から常設展示することにしている。
プロジェクトは、京都国際文化交流財団(京都市中京区)と精密機器大手「キヤノン」(東京都大田区)が昨年3月からスタート。(1)海外流出作品(2)日本を代表する水墨画(3)歴史をひもとく文化財-のデジタル複製に取り組んでいる。
これまでに、尾形光琳の「八橋図屏風」(メトロポリタン美術館所蔵)や狩野永徳の「洛中洛外図屏風」(米沢市上杉博物館所蔵)など5作品を複製。今回初めて、県内の文化財の複製が完成した。
続きはこちら・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿