あふぇりえいと

2011年2月23日水曜日

なるほドリ:竹生島のカワウ、減ってるの?

なるほドリ:竹生島のカワウ、減ってるの? /滋賀

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 ◇駆除効果実証へ広域調査 来年度から関西広域連合で

 なるほドリ カワウの被害、大変だね。琵琶湖の竹生島などでは大がかりな駆除を続けているけど、成果は上がっているの?

 記者 カワウ被害は90年代に問題化しました。竹生島には人が少なく、餌も豊富なので次々とつがいが飛来し、ピークの04年には4万羽を超えました。営巣のために枝が折られ、県の調査では7割近くの樹木が立ち枯れてしまいました。カワウの食欲は旺盛で、1日に300~500グラムの魚を食べると言われます。好物はアユ。1日350グラムとすると年間の捕食量は2622トン。琵琶湖での年間漁獲量をはるかに超えてしまいます。

 銃を使った駆除は04年度に始まり、近年は年間2万羽が目標です。09年は前年の6割まで減った一方、過去最多の2万5000羽を駆除した昨年は前年の1割しか減っていません。カワウは秋になると竹生島を巣立って周辺の川などで暮らし、春になると戻ってきます。他地域からの出入りがどの程度あるのか不明で、効果の程がつかめていないのが実情です。

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