あふぇりえいと

2011年7月23日土曜日

草津東、延長11回サヨナラ勝利 滋賀

草津東、延長11回サヨナラ勝利 滋賀

写真:能登川―草津東 7回表能登川無死一、二塁、1番古川の内野ゴロで守備が乱れる間に二塁走者川嶋が生還し1点をかえす。捕手古立=皇子山能登川―草津東 7回表能登川無死一、二塁、1番古川の内野ゴロで守備が乱れる間に二塁走者川嶋が生還し1点をかえす。捕手古立=皇子山
写真:守備からベンチへ戻る能登川の佐々木康史君=皇子山守備からベンチへ戻る能登川の佐々木康史君=皇子山
滋賀大会は22日、2回戦6試合があり、曇天を吹き飛ばすような計5本の本塁打が舞った。皇子山球場では光泉がシード校の綾羽を下し、県立彦根球場では伊吹と八幡商がコールド勝ちした。23日は2回戦2試合と3回戦4試合が予定されている。
■努力家、仲間を鼓舞 能登川・佐々木康史選手
(草津東5―4能登川 延長11回)
「楽にいけ!」。11回裏、能登川の中堅手・佐々木康史君(3年)は、マウンドに向かって叫んだ。2死満塁で一打出ればサヨナラ負けの場面。この回まで 1人で投げ続けていた高橋優希君(3年)の3球目が左翼線にはじき返された。本塁にかえる走者を、佐々木君はぼうぜんと見つめるしかなかった。
身長160センチと小柄ながら50メートル走6.3秒の足を生かして外野を駆け回る。元々は右利きだが、少年野球でひじと肩を痛めボールが投げられなくなった。中学校でも野球が続けたくて、半年かけて左投げに転向した努力家だ。

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