あふぇりえいと

2010年5月25日火曜日

3世代で近江牛を飼育 「元気に育つ」が一番

3世代で近江牛を飼育 「元気に育つ」が一番 /滋賀
 ◇近江八幡の後藤さん一家「大切に食べ、命感じて」

 滋賀県が誇るブランド、近江牛。現在、県内93戸の農家で飼育されている。3世代で繁殖と肥育を行っている近江八幡市大中町の後藤喜代一さん(67)は、牧場で小学生に命について教えるなどユニークな活動を続ける。拡大する口蹄疫(こうていえき)の影響が懸念される中、牛を「食べ物となる命」として大切に育ててきた一家を訪ねた。【村瀬優子】

 孫の木下美奈さん(20)が高校の入学祝いに喜代一さんから贈られたのは、服でもケーキでもなく、1頭の牛だった。「うまく赤ちゃんを産ませて出荷したら、いい車が買えるかもしれんぞ」と祖父は笑った。

 「子供のころから一番やりたい仕事だった」と目を輝かせて飼育に励む美奈さんは、喜代一さんの娘、その美さん(45)の長女。喜代一さん夫婦と長男一家で約120頭の肉牛を育てる「後藤牧場」の2キロ先で、約100頭を肥育する「木下牧場」を両親と営む。

続きはこちら・・・

0 件のコメント: