彦根の仏壇各社、匠の技で日用雑貨開拓 抹茶カップや宝箱
滋賀県彦根市の地場産業の彦根仏壇のメーカーが伝統の木工技術を応用した商品開発を加速している。井上仏壇店(井上昌一社長)はインテリア製品を発売、永楽屋(宮川孝昭社長)は額縁を兼ねた仏壇を開発した。日用雑貨にも匠(たくみ)の技を生かす。
井上仏壇店はインテリア製品ブランド「CHANTO(シャント)」として、抹茶カップなど8種類35品目を発売した。仏壇に使う漆塗りなどの技術を生かした。抹茶カップが1万2千円、エスプレッソカップが6千円など。高知県馬路村の木製品「monacca(モナッカ)」で知られるプロダクトデザイナー、島村卓実氏が協力した。
井上社長は「廉価品ではないが、消費者が手の出しやすい価格を心がけた。今後も漆塗りや木工、金箔押し、彫刻など仏壇製造の技を生かした商品開発を進めたい」という。
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