水の国の夏:びわ湖の日30年 「松井造船所」--大津・本堅田 /滋賀
◇丸子船、継承の技磨く
かつて湖上を行き交った「丸子船」を復活させたい--。そんな夢を追うのは、大津市本堅田1の琵琶湖岸で木造船造りの技を受け継ぐ「松井造船所」の若き三代目、松井光照さん(30)だ。
造船所は戦後間もない1949年、「琵琶湖最後の船大工」と呼ばれた祖父、三四郎さん(06年死去、享年92歳)が創業。幼い時から木の香りに包まれた作業場に出入りし、祖父と二代目の父三男さん(64)の仕事ぶりに魅せられた。
丸子船は江戸時代を全盛期に、戦前まで湖上輸送を支えた大型木造船。新造したのは祖父と父が96年の開館に合わせ、琵琶湖博物館に納めた全長17メートルの船体が最後だ。
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