五個荘金堂&繖三観音 滋賀県東近江市、近江八幡市
心落ち着く蔵屋敷の町
江戸時代から昭和にかけて活躍した近江商人は、都市部に店を持ちながら、郷里の本宅を大切にしていたという。意匠を凝らした商人屋敷が残る滋賀県東近江市の五個荘金堂(ごかしょうこんどう)地域(国重要伝統的建造物群保存地区)に出かけた。
どっしりとした蔵屋敷が立ち並ぶ町。かやぶきや舟板塀の色合いが目に優しく、ニシキゴイの泳ぐ掘割を眺めていると、時間がゆっくりと流れていくよ
うで心が落ち着く。よそでどんなに富や名声を得ても、ここに帰りたくなる近江商人たちの気持ちが少しわかるような気がした。多くの寄進を受けたとされる寺
社の構えも立派で、町なかにある弘誓寺(ぐぜいじ)本堂(重文)の屋根は幅、奥行きがともに30メートル以上ある。
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