◇「芳洲の詩歌」 晩年の史料集め
朝鮮との平和外交に手腕を発揮し、教育者・言語学者としても名を残した江戸時代の儒学者、雨森芳洲(あめのもりほうしゅう) (1668~1755)が晩年に詠んだ一万首の和歌や漢詩などの史料を集めた特別陳列「雨森芳洲関係資料-芳洲の詩歌-」が1日から、高月観音の里歴史民 俗資料館(長浜市高月町渡岸寺)で始まる。肖像画など展示の11点はすべて国の重要文化財に指定されている。「雨森芳洲肖像」は1748(延享5)年、対馬藩に任官していた芳洲が第10次朝鮮通信史に随行した際、通信史画員が描いた絵とされ、日本国内で確認されている唯一の芳洲肖像画。唐服をまとい、儒巾(じゅきん)をかぶった当時81歳の像とされている。
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