石山寺縁起絵巻を全巻公開 近代美術館
石山寺(大津市)の創建や、人々の信仰にまつわる話を描いた絵巻「石山寺縁起絵巻」(国重要文化財)の全巻を公開する初の企画展が、大津市瀬田南の県立近代美術館で開かれている。11月25日まで。
絵巻は、鎌倉時代に描かれた1~3巻と5巻、室町時代制作の4巻、江戸時代に描かれた6、7巻の計7巻。紫式部が同寺にこもり、源氏物語の草稿を練って
いる場面や、武士が戦に備えて寺を詣でる様子などが、濃厚な色彩と細やかな筆遣いで描かれている。描かれた当時の人々の生活様式や風習などが分かり、美術
品としてだけでなく、歴史史料的価値も高い。
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