琵琶湖の漁業や食文化の将来について議論したパネル討論=草津市下物町の県立琵琶湖博物館で |
漁獲量が激減している琵琶湖の漁業や食文化を次世代に引き継ぐための課題について考えるシンポジウム「琵琶湖を未来につなぐ」が27日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館であり、130人が事例報告や講演に耳を傾けた。
昭和40~50年代には5000~6000トンあった琵琶湖での漁獲量が2008年には2000トンにも満たなくなった現状を、県水産試験場の藤岡康弘場長らが説明。魚の産卵場所となるヨシ帯の造成や稚魚の放流などの取り組みを紹介した。
滋賀大の堀越昌子教授(栄養学)は「湖魚のなれずしを作る文化は滋賀の食文化を特徴づける」と指摘。米の生産を中心とした農業と琵琶湖の漁業が深く結びついて、独自の食文化が生まれたことを説明した。
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